脊椎疾患は関節部の変形などによって起きる疾患であり、高齢化も手伝って世界の人口の5人に1人は何らかの脊椎疾患をもっていると言われています。首に症状が現れる頚椎症も脊椎疾患の一つです。アーユルヴェーダは頚椎症の改善に大きな効果を上げています。食事や生活習慣の改善、ハーブ投与、パンチャカルマを組み入れたホリスティックなアプローチが治療につながっています。
頸椎の痛みに有効なアーユルヴェディック・ホームレメディーをご紹介します。
オイルマッサージ
痛い患部をクローブオイル、バジルオイル、ペパーミントオイルでマッサージすると首の痛みが緩和します。クローブオイルを作る場合、小さじ3杯のごま油またはオリーブオイルに対してクローブ4-5個を用います。クローブをつぶしてオイルとともに小鍋で5-10分加熱します。火をとめ、クローブを入れたまま一晩おきます。翌日クローブを取り除き、オイルをガラス瓶で保存します。これで患部をマッサージします。
米粉と塩のセラピーパック
米粉と食塩を各1カップ用意します。よく混ぜ合わせ、綿の布に中身がもれないようにしっかり包みます(セラピーパック)。フライパンにごま油を1センチくらい高さになるまで入れ、温度が熱くなったらセラピーパックを加熱します。耐えられる熱さぎりぎりまで加熱します。これを患部にあてがいます。やけどをしないように気をつけてください。最初はポンポンと患部に触れる程度、温度が下がってきたら一定個所に置いても大丈夫です。
エプソムソルト
エプソムソルトは首や肩の痛みをとる効果により注目されてきました。一番簡単な使い方は、小さじ1-2杯をバスタブに入れて5-10分間入浴することです。
ホームレメディーが効く人と効かない人がいる
当然のことながら、ホームレメディーが効くケースと効かないケースがあります。ホームレメディーは万人向けですが、頸椎の痛みは人によって原因が違うからです。ホームレメディーが効かない場合にはジヴァ・アーユルヴェーダのドクターに相談しましょう。ドクターは問診により頸椎の痛みの根本原因を探ります。原因がわかったら、ハーブ薬投与、食事の改善、生活習慣の改善など患者さん一人一人に応じた改善プランをつくります。
オンライン相談
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