知性を高めることが地球を救う最善の方法

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いまインドではコロナ感染が爆発的に増えています。累積感染者数はアメリカ、ブラジル、ロシアに次いで世界4位です。あれだけの人口ですから、3密ところか10密くらいの感じですね。そのうえ、バッタの大群に襲われています。アフリカで爆発的に増殖したバッタがパキスタンやインドにまで飛んできています。バッタは農作物を食い尽くすので、この先食糧難が心配されています。さらにデリー地区では、ここ数カ月来、小規模地震が頻発しているのだそうです。日本も地震が多いですね。人心の乱れは天災に現れると言われています。しかもデリー地区はサイクロンにも見舞われています。ドクター・パルタップは「あらゆる方面から困難が襲ってきている」と言っています。

一方、中国では大洪水が発生していて、1300万人が被災していると報道されています。中国でも未だコロナは終息していないのですから、その中での洪水は大変な困難を伴うと想像されます。

以前にもお伝えしましたが、アーユルヴェーダの古典経典『チャラカ・サンヒター』には「疫病の原因は、空気、水、土壌、季節の悪化による」と書かれています。いまから何千年も前の古典書にこんなことが書かれているとはビックリです。いま起きているコロナや大洪水は土壌や季節の悪化が要因ですね。

さらに脅かして申し訳ありませんが、いまシベリアでは異常な高温が続いています。38度にも上っているそうです。するとどうなるでしょうか。永久凍土が解け始めます。いままで氷に閉じ込められていた細菌やウイルスが現れ、動物や人間を襲うかもしれないのです。コワ~。

空気、水、土壌、季節の悪化はなぜ起きるのでしょうか。それは「人間の知性(ブッティ)が働いていないから」とアーユルヴェーダは言います。「プラッギャーパラーダ」です。プラッギャーパラーダは「知性の間違った使い方」という意味です。

結局、いま私たちを取り巻いているさまざまな困難は、私たち自身の「プラッギャーパラーダ」がもたらしているのです。いまの困難を解決するためには、私たちが知性を取り戻し、知性を高めるしかないのです。

知性を高めるには、心をサットヴァにすることが必要です。心がサトヴィックになれば、知性が働いて、何か良いのか悪いのかを判断できるようになるとアーユルヴェーダは言います。アマゾンの乱開発も目先の経済優先の「プラッギャーパラーダ」が根底にあります。

みんなが心のサットヴァを理解し、サトヴィックな人になれたなら、地球が直面している困難の多くが解決できるのではないかと思います。

心をサトヴィックにする智恵を与えてくれるのがドクター・パルタップの「アーユルヴェーダ心理学」ウェビナーです。

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