コロナ禍のなかで免疫力を高めるスパイスティー

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東京の1日の新規感染者が100人を超えました。「あっ、あああ~~」という感じ。世界の感染者数は120万人を超えました。死亡者数は64000人超。イタリアでは葬儀も禁止されました。アメリカではベストシナリオでも10-20万人が死亡するだろうと予想されています。出口の見えないトンネルに入った感じです。

しかし、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)から回復している人もたくさんいます。国内で500人以上、世界全体では約225,000人が回復しています。COVID-19には治療薬がないので、患者本人の免疫力で治っているのです。アビガンなど他の病気の治療のために開発されたクスリがCOVID-19に効果があるかもしれないとされていますが、いずれもウイルス自体を死滅させるわけではありません。ウイルスの外殻を壊したり、ウイルスのコピー能力を阻害するだけです。結局のところ、頼みの綱は自分の免疫力です。新型コロナウイルスに感染しても軽症で終わる人、あるいは重症化する人がいるのは免疫力の違いだと思います。

中国でもCOVID-19の治療に中医学が活用され、大きな成果を上げたと報道されています。その狙いはウイルスの死滅ではなく、免疫力の強化だそうです。アーユルヴェーダのCOVID-19に対する取り組みも免疫力の強化です。アーユルヴェーダには強力な武器がいろいろあります。ハーブ、スパイス、ヨガ、プラーナヤーマ(呼吸法)、瞑想、マントラなど、免疫力を高める武器を最大限に使いましょう。

インドの伝統医療を統括しているAYUSH省は、免疫力を高めるハーブとして、トゥルシ、ショウガ、ターメリック、黒コショウ、シナモン、クローブなどを挙げています。日本でも手に入るばかり。私はこれらのハーブ(スパイス)を全部入れたティーを朝飲んでいます。

蒸発を考えて水220㏄程度、ドライトゥルシ大さじ1程度、おろしショウガ小さじ1、ターメリックパウダー小さじ1/4程度、シナモンパウダー小さじ1/4程度、黒コショウホール2個、クローブホール2個を小鍋に入れて沸騰させます。2分くらい沸騰を続けて漉して飲みます。色はスゴイですが、味はおだやかで美味しいです。

このティーを1週間以上飲んでいますが、アグニ(消化の火)が強まる気がします。アグニが強まるとアーマはできずらくなり、ウイルスの温床にならずにすみます。このウイルスはかなり手ごわいので、このティーが感染を予防してくれるかどうかはわかりません。ただ、アグニが強くオジャス(免疫力)が強いと、感染しても軽症で済む可能性があると思います。

朝はこのティーを飲み、ヨガをすることをおススメします。

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