日本の春はカファの季節と言う勿れ

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アーユルヴェーダの教典には「カファは冬から増加し始め、春に増悪する」と書かれています。

たしかにそうだと思います。

毎年そうなのですが、2月中旬くらいから指がむくみ始めます。

むくんでいる感じはしませんが、指輪がきつくてサクッと入りません。指輪をとるときは大変です。

(秋には指輪がくるくる回るくらい指が細くなります)

かつては足もふくみましたが、ほぼ毎日ヨガをするようになってからは足がふくむことはなくなりました。

今日は光が強かったのでサングラスをすると、鼻まわりがなんとなくきつめ。

アーユルヴェーダ教典は正しいのだなぁ・・・としみじみ思います。

しかし・・・

春はカファだけが増悪するのかというと、そう単純ではありません。

ところで、日本の春はいつからいつまででしょうか。

気象庁的には3月ー5月です。

3月は気象の変化が大きい季節です。

暖かい日もあれば、気温が急降下して雪が降る日もあります。

気温の急変化は体調不良の原因になります。

自律神経が乱れるからです。

神経はヴァータが支配しています。

なので、日本の春はカファも増悪するし、ヴァータも乱れやすいという厄介な季節なのです。

ヴァータ体質の夫は、春になると睡眠が浅くなったり、喉に髪の毛1本がひっかかっているような違和感を感じるそうです。

ヴァータの乱れですね。

先週は夫もインドのジヴァグラムに行って、思いっきりオイルまみれになったことで、ぐっすり眠れるようになったそうです。

というわけで、「日本の春はカファの季節と言う勿れ(なかれ)」なのです。

3月は、人によってはヴァータケアのほうが大切かもしれません。

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