消化器系の中でも肝臓、すい臓は沈黙の臓器であり、病気になってもすぐには症状が現れませんが、食道、胃、小腸、大腸などから構成されている消化管はかなり雄弁です。
(口から消化は始まります)
胃はかなり雄弁で、ちょっとしたことで痛みやむかつきが現れます。
こうした不快症状がすぐには現れないとしても、食べ物に接する消化管は食べ物の影響をモロに受けます。
古代のアーユルヴェーダ賢者達はそれを知っていて、慣れ親しんだ食べ物を摂ることが大事だと言っています。
その概念を「サトミヤ」といいます。
以前、Jivaのドクター・ケシャブが日本に1週間ほど来ていた時、ほぼ毎食チャパティを食べていました。
チャパティは全粒小麦粉を練って、薄く伸ばして焼く北インド人の主食です。
数日経つと私のおなかが張ってきました。
ドクター・ケシャブは1週間の日本滞在の最後のほうで私の脈をみてくれました。
開口一番「おなかにガスがたまっているね。」
私は「それは、あなたにつきあて毎食チャパティを食べているせいだよ」と言いました。
インドで毎食チャパティを食べてもおなかが張ることはないので、そのインド産全粒小麦粉は古かったのかもしれません。
その全粒小麦粉は私のサトミヤに反していたのです。
アーユルヴェーダは「食べ物の味」についても、かなり込み入った理論を展開しています。
辛味、苦味、渋味は体力をつける効果はなく、体の水分や脂肪分をとる働きをします。
苦味の代表は野菜。
私は夕食でかなりの野菜を食べます。
内科医で漢方医である関隆志先生から「文分さんの体は水分が不足している」と言われました。
野菜を多く食べている分、炭水化物(甘味)の量が少ないことが要因かもしれないと察しがつきました。
(中医学では、体の水分補給には梨がいいそうですよ)
食べ物は消化管に影響を与え、消化器によって分解された栄養素はダートゥに直接影響します。
そして、腸の状態は脳に影響します。「脳腸相関」です。
苦味(野菜)の摂りすぎで腸が乾燥すれば、脳が乾燥します。
なので、腸が乾燥している人にバスティ療法(浣腸)を施すと、脳が落ち着くのです。
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