先進国の定義はわかりませんが、先進国の中で日本だけがガン罹患数が増えているのだそうです。
日本の2019年の新規ガン罹患数は99万人。人口に対する割合は0.0079%くらいです。
ちなみにインドの新規ガン罹患数は2020年で130万人。人口比は0.0009%くらいです。
インドのガン罹患数は増加していると言われていますが、人口比は日本よりはるかに低いです。ターメリックのおかげなのか、病院に行っていない人が多くて統計に表れないのか。
アメリカは2000年あたりからガン罹患数が減ってきています。
日本のガン罹患数の増加について「ガン検診に行かない人が多いから」という意見もありますが、ガン検診はガン発生の有無を調べるものであって、ガンを予防するものではありません。
なぜガンが発生するのかは複雑すぎて絶対的な答えはないと思います。
ドクター・パルタップはこう言っています。
「ガンほど不思議な病気はない。サトヴィックな生活を送っているサドゥー(ヒンドゥー教の修行者)でもガンになる人はなるし、ハチャメチャな生活を送っている人でもガンにならない人はならない」
そうなんですよね~
インドの人は、サトヴィックな生活を送っているにもかかわらずガンになった場合は「前世のカルマの影響かもしれない」と考えるのかもしれませんね。
だから、ガンを予防するためにはこうすればよい、という決め手はありません。
喫煙と飲酒は控えたほうがいいと思いますが、ガン因子はそれだけではありません。
むしろ、汚れた食べ物、つまり農薬や食品添加物に汚染された食べ物の影響のほうがはるかに大きな因子だと思います。
日本は世界に冠たる農薬・食品添加物大国ですから。
アーユルヴェーダが言うように、クリーンな食べ物を心がけることはガン予防において非常に大切なことだと思います。
だからと言って、無農薬のクリーンな食べ物を摂っていればガンにならないという保証はありませんが、リスクは低減するだろうと思います。
スーパーに行ったら加工食品の原材料表をジロジロみて、添加物が入っているものは買わないことが一番だと思います。
野菜は家庭菜園がベストだと思いますが、志のある無農薬農家から定期購入するのもいい方法だと思います。
食べ物以外では、プラーナヤーマ(呼吸法)を定期的にして体内のプラーナの流れをよくすることも大事だと感じます。
瞑想もね。瞑想によって自分の体の細胞が浄化され、宇宙からプラーナが体に流れてくることをイメージすることも、試みる価値があると思います。
写真は、当校「アーユルヴェディック栄養学コース」の実習で作ったピッタを鎮める料理です。
クリーンな食事は体と心をリラックスさせてくれます。
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