ジヴァ・アーユルヴェーダ(ジヴァ・ジャパンを含む)と上馬塲和夫先生をはじめとする日本の医師達で活動している「スワスタ・プログラム」は、多様な患者さんをケアしています。
最近では「これぞ、まさに統合医療!」と思える事例も出てきました。日本においても将来的にアーユルヴェーダの役割が俄然大きくなる予感がしています。
「スワスタ・プログラム」は病気を持っている人のために推進しているので、日本で実行するためには日本の医師の役割が大きいです。
★Swastha Program~アーユルヴェーダと現代ヘルスサイエンスの統合
一方、アーユルヴェーダは「健康な人の健康維持」も目的の一つです。
アーユルヴェーダの古典経典である『チャラカ・サンヒター』は医療のことばかりを書いているわけではありません。
★加藤幸雄先生とアーユルヴェーダ聖典『チャラカ・サンヒター』を読む会 (毎月第1水曜日)
どちらかといえば「どうやったら心地よい生き方ができるのか」に力点を置いているように思います。
Feel Good!!ってやつですね。
心地よい生き方や暮らし方をするために、綺麗な服を着て、吉兆な飾り物を身に着け、身の危険を避けるために川辺に腰かけてはダメだよ、みたいなことも述べているのです。
病気のことだけ書かれているのではないのです。
アーユルヴェーダを面倒くさいと思っている人はインドにも多いそうです。アーユルヴェーダは制限だらけだと思われているようです。「アーユルヴェーダはこれを食べちゃダメ、あれを食べちゃダメというから面倒だ」という印象があるようです。
しかしそうではありません。「Feel Goodな毎日を過ごすためには、あなたはこれを避けた方がいいよ」と言っているのです。
しかも、厳しくはありません「時々ならあなたに合わないものを食べても大丈夫。悪さをしないよ。あなたに合わないものを長期的に食べ続けたら体調が悪くなるので、そういう食べ方をしてはだめだよ」と言っているのです。全然きつい縛りはありません。
もちろんこれは健康人のためのアプローチであって、病気をもっている人は食養生をしっかり守ることは大事です。
アーユルヴェーダはFeel Goodな生き方指南ですから、これを土台にして、他の知恵を加えていくのは素晴らしいと思います。
★インド・ジヴァグラムでアーユルヴェーダを学び体験する(10/21ー10/28)
★ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダスクール