最近、「脳がすべての病気を作り出していた」とか「脳を元気にすればすべての病気は治る」みたいな内容の本が増えています。「偏桃体をゴキゲンにすれば病気は治る」といった内容の本も出版されています。
アーユルヴェーダは「脳は心の出先機関」と考えているので、つまりは「心はすべての病気を作り出している」と解釈できるわけです。
感染症は脳とは関係ないかもしれませんが、悲観的な人より楽観的な人は症状が軽くて済む可能性はあります。コロナ感染後遺症は、心が繊細な人ほど重くなるともいわれています。
なんだかんだと日々のルーティング(ディナチャリヤ)で忙しい(笑)私ですが、最近はわりと真面目に瞑想をしています。
目的は「脳をゴキゲンにする」ためです。
私はもともと楽観的な気質だと自分では思いますが、脳(本部は心)にはいろいろな記憶が印象として刻まれています。記憶の印象を「サムスカーラ」といいます。
チッタと呼ばれる潜在意識の倉庫に刻まれた記憶の印象から脳を解放するために瞑想をしているわけです。ただし、自分一人でする瞑想は、基本20分以上はしません。
それから、脳をゴキゲンにするために、起きたらすぐに朝日を浴びて、体全体を手のひらでスリスリこすります。こうすると偏桃体がゴキゲンになるらしいです。
仮に病気をもっていたとしても、偏桃体がゴキゲンになると体は元気になるのだとか。
朝起きたときと夜寝る前にはマントラを聴き、一緒に唱えます。
もともと睡眠力は高いので、マントラを唱えることで寝つきがよくなったみたいなストーリーはないのですが(笑)、感情がわりと一定なのはマントラの効果かなと思ったりしています。ま、カファが優勢なプラクリティなので、感情はもともと安定モードではあります。
アーユルヴェーダにおいて、心を安定させることはとても大切なことなのです。
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