ピッタが乱れる9月です

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まだまだ暑い日々が続いています。台風13号が通り過ぎたあと、暑さが戻ってきました。

夏はピッタの季節です。ピッタは火・熱の質なので、夏はだれでもピッタが増えます。

しかし、8月中はピッタは増えるけれどそれほど悪さをしません。

ところが、9月に入るとピッタは増悪してきます。8月中に体内にたまったピッタがドワーッと暴れ出します。

夏真っ盛りの8月には食中毒は少ないけれども、9月になると増えるのと同じです。

私も8月中は自宅の掃除をするとき、それほど汗をかかなかったのですが、9月に入ると掃除中に額から汗が流れるようになりました。目に汗が入ってきてマズイ!

皮膚疾患も9月のほうが増えてきます。暑さで消化力と体力が落ちているうえに、ピッタが増悪しているので皮膚疾患が起きやすくなるのです。

9月こそピッタを下げる食事が必要ですね。

私も8月中は毎朝スイカを食べていましたが、8月最終週あたりからスイカを食べなくなりました。

今は梨を食べています。梨も冷性ですが、スイカの冷性パワーにはかないません。キュウリもスイカもウリ科。ウリ科は冷性パワーが強いのですね。

甘味は冷性なので体の熱をとってくれます。苦味と渋味も冷性で体の熱をとりますが、甘味は消化後の味も甘味のままなので、24時間後も冷性が続きます。それに対して苦味と渋味の食品は消化後の味が辛味になるものがあるので、24時間立つと体を温めるものがあります。

甘味といえば砂糖。

砂糖の健康効果の良し悪しはわきに置くとして、体を冷やします。

インドではチャイに砂糖をおもいっきりたくさん入れます。カフェインは温性なので、熱帯の国で体のバランスをとるためには砂糖の冷性が必要なのでしょう。

先日の当校の生徒さんの会で、イランのシュガークリスタルバーが供されました。氷砂糖を棒にくっつけたものです。

これを飲み物に入れてクルクルまわすと、砂糖が少しずつ溶けてきます。サフランも含まれていて、女性にはうれしい砂糖バーですよ。

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