最近、聴覚について書くことが多い私です。一種のマイ・ブームですね。
なぜ聴覚に興味があるかといいますと、スワスタ・プログラムに参加されている患者さんの中に、脳にダメージを受けた方がおりまして、聴覚を刺激することで脳のダメージを改善できないものかと考えているからです。
スワスタ・プログラム~アーユルヴェーダと現代ヘルスサイエンスの統合
聴覚の低下は認知症にも関係していると言われています。
聴覚はムチャクチャ大事なのです。胎児の五感形成において最初でつくられるのは聴覚だそうです。
人間が死んだときにも最後まで生きている細胞は聴覚細胞だと言われています(科学的にこの見解が正しいかどうかはわかりません)。
人間の健康には聴覚がキモなのかもしれません。
それもそのとおり。
宇宙は「オーム」という原初音とともに作られたとインドでは信じられています。
やはり聴覚と関係しているのです。宇宙も音とともに生まれ、人間の胎児も音を受け取る聴覚とともに形成されるのです。
最近はドゥルパド音楽に興味があります。ドゥルパド音楽というのは、北インドの古典音楽。タンプーラという弦楽器を用いて歌を歌います。
インドの弦楽器はどれもそうですが、タンプーラという弦楽器もパワフルな波動を感じます。脳と体の細胞をガンガン刺激するのを感じます。脳にダメージを受けた患者さんによいのではないかと密かに期待しています。
今日、ドゥルパドのコンサートに行ってきました。
ボーカル&タンプーラ演奏は井上想さん、パカワジ(打楽器)奏者はカネコテツヤさんでした。
ドゥルパドを聴きながら瞑想しましたよ。脳に波動を受けることを意識しながら瞑想しました。
コンサートが終わると、頭がムチャクチャかゆくなりました。きっと血流がアップしたのでしょう。
ドゥルパドの波動パワーすごい!
アーユルヴェーダは知覚器官の大切さを説いています。まずは、聴覚ケアですね。定期的に耳の穴にごま油を1-2滴入れて聴覚ケアすることをおススメします。
★インド・ジヴァグラムでアーユルヴェーダを学び体験する(10/21ー10/28)
★Swastha Program~アーユルヴェーダと現代ヘルスサイエンスの統合
★7月のオンライン・アーユルヴェディック・カウンセリング(7/26)