昨日、栃木県の日光東照宮にて「国際ヨガDAY関東2023」が行われました。
国際ヨガDAY関東2023
国際ヨガDAY関東2023セレモニーパート
動画の44:51あたりからヨガ界をリードしている先生方によるリレー方式のヨガデモンストレーションが始まります。皆さんもおうちでやってみられるといいですよ。
セレモニーパートの終了後から各先生方によるヨガとアーユルヴェーダの講座が始まりました。私は「オジャス」についてお話しました。
「国際ヨガDAY」というのは、インドのモディ首相が国連で提唱し採択された国際的なヨガ記念日です。今年の国際ヨガDAYは6月21日。「国際ヨガDAY関東2023」は早めに実施されたのです。
「国際ヨガDAY」という名称ではありますが、この中にはアーユルヴェーダの世界普及も含まれています。そのため私を含めてアーユルヴェーダ界からも講師として参加したのです。
インド大使もお見えになり、盛大なイベントとなりました。
それにしても、自国文化を大切にし、自国文化を海外にも普及させようとするインドのエネルギーには驚くべきものがあります。
ヨガの海外普及は1900年代初頭から始まったようです。実際、ヨガのアーサナをすると心身が整うことは間違いないので、世界に広まることは必然だとは思います。が、それにしても、力の入れ具合が違います。
インドの人々はもともと自国文化を大切にしています。食べ物、着る物、宗教、風習、神話の理解など、どれをとっても自国文化へのこだわりが感じられます。
翻って、日本はどうでしょうか。
私は古事記や日本書紀など古代の書物を読んだことがありません。着物も一人で着られません。母は華道と茶道の先生でしたが、子供の私には教えてくれませんでした。日本の国の成り立ちも知りません。
私はアーユルヴェーダを教えていますが、肝心の日本の文化を知らないのです。
う~ん、これってどうなの?私だけの問題?
ドクター・パルタップはよく言います。
「日本は非常によい国だ。清潔だし、規律正しいし、何事もシステマティックだし・・・しかし日本人は幸福には見えない。スピリチュアリティが欠けているからだ」
スピリチュアリティの定義はむずかしいですが、「自分の本質は魂(アートマ)であること、あるいは自分というのは神に基づく存在であることを理解していること」といったような意味だと思います。
現代日本人はそれが欠けているから幸福にみえないというのです。
皆さんはどう思われますか。
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