厚労省の2021年のデータによると、不妊治療を受けたことがある(または現在受けている)夫婦は18.2%で、夫婦全体の約5.5組に1組の割合になります。以前は6組に1組の割合と言われていたので、増えたのですね。
今年の4月から不妊治療が保険適用(適用条件あり)になったことも、積極的な治療を促しているのかもしれません。
現代医学によって不妊の原因がみつかり、それを治すことによって妊娠が可能になればうれしいことです。
問題は、不妊の明確な原因がわからず、医師が「おそらく卵子のエネルギーが不足していることが原因だろう」と推測せざるを得ない場合です。
精子は元気。卵子にも問題がないけれど、妊娠しないという場合には、1つの選択肢として体外受精が行われます。毎月、採卵している人も少なくありません。
体外受精では、採卵した卵子と精子を体外で受精させて子宮に戻すのですが、まったく受精しないケースと、受精はするが数日で細胞分裂が止まるケースがあります。こういう時に医師は「おそらく卵子のエネルギーが不足していることが原因だろう」と思うわけです。
最近は、40歳を過ぎてから妊活を始める人が少なくないので、年齢的に卵子のエネルギーが不足する事態は大いにありえるでしょう。
ジヴァ・アーユルヴェーダと日本の医師達がコラボしている「スワスタ・プログラム」でも不妊治療をしている人が何人も参加しています。
アーユルヴェーダでは、生殖組織はシュクラ・ダートゥと呼ばれます。生殖器官に問題がないのに受精しない場合、シュクラ・ダートゥのエネルギーが不足していると考えます。こうしたケースにはアーユルヴェーダのハーブが処方されます。
シュクラ・ダートゥの強化には、ハーブ薬に加えてオイルトリートメントも素晴らしい効果を発揮します。フルボディマッサージ(アビヤンガ)が一番です。ダートゥを滋養するからです。
現代人は忙しくストレスも高いので、心をリラックスさせるためにシローダーラやヘッドマッサージも必要です。
不妊治療を行っている人にはアーユルヴェーダのオイルトリートメントを受けることを強くお勧めします。
「スワスタ・プログラムによるハーブ処方+オイルトリートメント」がパワフルです。
スワスタドクターである成川希先生が院長を務めている「吉祥寺レディースクリニック」にてアーユルヴェーダのオイルトリートメントを受けられるようになりました。
お近くにアーユルヴェーダサロンがあれば、そこで施術を受けてもいいですね。
シュクラ・ダートゥのエネルギーを高めるための方法が増えてきたことはうれしいことです。
当校にはアーユルヴェーダのオイルトリートメントを学ぶコースがあります。
★Swastha Program~アーユルヴェーダと現代ヘルスサイエンスの統合
★アーユルヴェーダオイルマッサージトリートメント専門家養成コース
★Jiva®マルマ・ハンドトリートメント講座