マッサージが痛み緩和に有効な理由の一つは「ゲートコントロール理論」

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高齢者の多くが膝や腰に痛みを抱えています。痛いところがある人達は無意識のうちに痛い所をさすります。お年寄りはたいてい膝をさすっていますね。患部をさすっている間は痛みが緩和するからです。

がんなどの激しい痛みも体をさすると痛みが緩和します。いまはがんの痛みは投薬によってかなりコントロールされているのでしょうが、それでも痛みはあります。がん患者さんの家族が夜も寝ずに背中をさすっていたという話も聞きます。

痛みはなくとも背中がまるまってしまった高齢者をハグして背中をさする光景もみかけます。まさにタッチセラピーですね。

痛みの患部をさすると、なぜ痛みは和らぐのでしょうか。

一つの理由は「ゲートコントロール理論」にあるとされています。ゲートコントロール理論とはどういうものでしょうか。

「太い線維(Aβ線維)からのインパルスによって痛み情報を伝えるC線維の脊髄後根におけるシナプス伝達が抑制されることを示しており、痛みの抑制が脊髄後根のシナプス伝達時に起こることを示唆するものでした。」

なんだかわかりません。

ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダの「Jiva®マルマ・ハンドトリートメント講座」のページに簡単にまとめています。

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「神経には太い神経と細い神経があります。太い神経は3~5ミクロンの神経で、皮膚刺激、例えば擦る、撫でる、針で刺すなどの皮膚表面に生じる刺激を感じる神経です。脳に早く伝達される特性を持っています。

一方、細い神経は0.3~0.5ミクロンの神経で、疼痛や古傷の痛みなどを伝えます。脳に伝達される速度は相対的に遅いのが特徴です。体を撫でた刺激は疼痛より速く脳に達し、痛みを感じるゲートを閉じてしまいます。だから痛みを感じなくなるのです。」

「ゲートコントロール理論」のページ

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要するに、肌をさすることによる触刺激によって痛みの抑制が生じる可能性があるという理論なのです。

だからマッサージは体の痛みを緩和し、癒しをもたらしてくれるのです。アーユルヴェーダのオイルトリートメントは薬効をもつ滋養豊かで温かいオイルを使うのですから、痛みを緩和する効果と癒し効果は絶大です。

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それから、ドクター・パルタップの「痛みのマネジメントウェビナー」と「Jiva®マルマ・ハンドトリートメント講座」もおススメ講座です。

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