超音波によりがん細胞を破壊できるというのなら言葉にも破壊力がある

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2020年1月の海外ニュースですが、健康な細胞に悪影響を与えることなく、がん細胞を死滅させることができる低強度超音波の技術が開発されたそうです。まだ開発初期段階なので実用化までには時間がかかるでしょうが、音波でがん細胞を破壊できるのですね。

音波で物質を破壊できるということは、音波兵器だって可能なわけですよね。

ググってみたらありました。音響兵器というらしいですが、デモ鎮圧などに70カ国で使われているのだとか。音響兵器は脳にダメージを与えるので殺傷能力もあるのかもしれません。困ったものです。

アーユルヴェーダを含むヴェーダでは、最初に「Aum オーム」という音が生まれ、その振動によって「空(くう)」ができた、と信じられています。

やがて「空」が動き出し「空気」ができた。空(くう)と空気の摩擦によって熱が発せらせ、熱が高まって「火」ができた。熱によって空と空気が溶け、液化して水ができた。空、空気、火、水が混ざり合って「地」ができた。これが「五大元素」ですね。

五大元素の最初にできた空(くう)は音と関連しています。言葉は音です。音は波動(音波)です。音波は物質を破壊する力をもっているのですから、音である言葉も破壊する力をもっています。

だから言葉による暴力が生まれるのです。親から身体的暴力を受けてきた子供より、親同士がののしり合っているのを傍で聞き続けてきた子供のほうが脳へのダメージが大きいという調査結果があります。子供にとって音響兵器にも等しい暴力です。

アーユルヴェーダは「人を傷つけるような言葉を発してはならない」と言っています。ネガティブな言葉や憎しみを含む言葉を発したことによる波動は、相手を傷つけ、さらにブーメランにように自分の細胞をも傷つけます。

アーユルヴェーダは調和の科学です。自分との調和、家族との調和、社会との調和、環境との調和、宇宙との調和。

言葉という音波(波動)によって調和がもたらされたり、破壊されたりします。どんな状況になろうとも、調和を破壊するような言葉を使わないように自分を戒めています。

アーユルヴェーダはこういうことも教えてくれます。

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