注意欠陥多動性障害(ADHD)の方は鉄分が不足している傾向があると言われています。さらに、神経伝達物質「ドーパミンD1」受容体と脳内の神経炎症が関わっていることが、浜松医科大などの共同研究で明らかになったと報じられています。
ビーツは鉄分やビタミンが豊富。炎症を抑える効果もあると言われています。「奇跡の野菜」と言われるだけのことはあります。
ビーツの健康効果はスゴイのです。
1. 老化防止
2. 色素沈着の軽減
3. 乾燥肌の改善
4. 毛髪の成長促進
5. 肝臓機能の改善
6. ヘモグロビンの増加
7. 炎症軽減
8. ガン予防
9. デトックス
10. スタミナ増強
11.認知症予防
12. 血圧をコントロール
13.関節炎の改善
14.貧血の改善
15.糖尿病をコントロール
16.動脈硬化を予防
17.フリーラジカルによるダメージ予防
18.体の浄化
かぼちゃや人参もビタミン・ミネラルがたくさん含まれています。
アーユルヴェーダの観点では、ADHDはヴァータの増悪による状態です。したがってヴァータを鎮めるスープが適しています。ギーを使うのは、ヴァータを鎮めて脳神経を強化し、骨髄組織(マッジャ・ダートゥ)を強くするためです。
こうした内側からの栄養補給とオイル補給に加えて、外側からのオイル補給も必要です。神経はヴァータが多く存在している場所。ヴァータを鎮めて神経を強化するためにADHDを持っている人はアビヤンガを毎日しましょう。毎日なのでセルフで十分です(時々セラピストにトリートメントしてもらうとうれしいですね)。内側と外側からヴァータのバランスを整え、神経系を強化することが大切です。
ビーツとかぼちゃのスープの作り方
ビーツ 1/2カップ
かぼちゃ 1/2カップ
にんじん 1/4カップ
長ねぎ 10㎝位
セロリ 10㎝位
クミンシード 小さじ1/2
コリアンダーパウダー 小さじ1
塩 小さじ1/2
ギー 小さじ2
豆乳 150ml
水 2カップ
- ビーツとかぼちゃと人参は3ミリくらいの薄切りにする。長ねぎはざく切り。セロリも適当に切る。
- 鍋にギー小さじ2を入れ、クミンシードを加えて色づくまで炒める。コリアンダーシードパウダーを加えて軽く炒める。
- 材料の野菜を入れて炒め、水と塩を加える。30分あるいは野菜が柔らかくなるまで煮込む。
- ミキサーでグラインドする。
- 鍋に戻して豆乳を加える。豆乳の量はお好みで。豆乳が固まらないうちに火を止める。
今日は雪が降っています。温かいビーツとかぼちゃのスープで暖まってください。
★Dr.パルタップ・チョハン・ウェビナー★女性の生涯にわたる健康と美とウェルビーイング(3/12, 3/19)
★Swastha Program~アーユルヴェーダと現代ヘルスサイエンスの統合