手湿疹にお困りの人ためのホームレメディー

アーユルヴェーダホームレメディ

昨年12月、食器を洗っていたら、突然、手の指がチクッとしました。

いたっ!

食器にトゲがあるわけはないし、なんだろうと思って洗い続けると、またもやチクッと痛みます。その夜、お風呂に入って手のひらを見ると、ちっちゃな水泡がたくさんできていました。

ウイルス性だと人に移すかもしれないので皮膚科に行くと「これ、汗疱ですね。ウイルスではないので人には移しませんよ」と言われ、その点では安心しました。手洗いや消毒剤が影響したのかもしれません。

ステロイド剤と保湿のためのハンドクリームが処方されたので、ステロイド剤は使わず、ハンドクリームだけを使いました。それとココナッツオイルをこまめに手のひらに塗りました。水泡は消えませんでしたが、温かい季節になると痛みは緩和してきました。

私の汗疱はつぶれたり、皮がむけたりもせず、そのままの状態で残っていますが、手湿疹は乾燥したり、かゆみがあったり、ひび割れたりします。赤くなったり、熱感があったり、ヒリヒリ感があったり、皮がむけたり、腫れたり、かさぶたができたりする場合もあります。

通常、クリニックでは副腎皮質ステロイド、抗菌剤、カルシニューリン抑制剤、抗ヒスタミン剤などが処方されますが、長期に使用すると副作用が出る場合もあります。アーユルヴェーダの智恵を借りたナチュラルなホームレメディーで手湿疹を改善しましょう。

ココナッツオイル

手湿疹に罹ったときにすべきは、手を保湿し、過剰に手を洗いすぎないことです。しかし、コロナ時代には手洗いは大事。手指消毒液よりもハンドソープを使ったほうが刺激は軽いように思います。皮膚疾患はピッタの増悪に関係しているので、保湿やかゆみ・熱感・ヒリヒリ感の緩和のためにココナッツオイルを手に塗りましょう。ごま油は湿疹には温性すぎます。ココナッツオイルにギーや樟脳を混ぜても効果大!

ニーム

抗菌作用が強いニームパウダーを手湿疹の患部に塗ることもおススメです。ニームの葉が手に入れば、それを煎じて手を洗ってもいいです。もちろんニームの葉を料理に使ってもいいですが、苦味が強いのでレシピをよく考えてくださいね。ニームパウダーのペーストとギーを混ぜて皮がむけた患部に塗ってもいいです。

アロエベラ

アロエベラをヒリヒリして皮がむける手湿疹に使っても効果的です。アロエベラは抗酸化作用が強く滋養する効果もあるため、外用・内服の両方に使えます。朝の空腹時にアロエベラジュースを飲んでもいいです。

ヨガ・プラーナヤーマ

身体的および心理的なストレスが高まったときにも手湿疹は悪化するので、ヨガやプラーナヤーマ(呼吸法)でストレスを改善しましょう。

これらの方法を試してみてください。それでも改善しない場合にはジヴァ・アーユルヴェーダのドクターのコンサルテーションを受けてみてはいかがでしょうか。

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