バターミルクはおなかの調子を整える驚きの飲みもの

アーユルヴェディッククッキング

インドの人達は昼食後にバターミルクをよく飲みます。基本、塩味なので、初めて飲む人はちょっと意外感をもつかもしれません。岩塩が使われているので、最初は抵抗感をもつ人もいるでしょう。2-3回飲むと慣れてきます。私は好きです。ドクター・パルタップによると、バターミルクは腸内フローラを整えるプロバイオティクスとしてはベストだそうです。

胃酸過多、消化不良、おなかのガスに悩んでいる人は昼食後にバターミルクを飲んでみてください。バターミルクは大昔から続くインド古来のドリンクです。「驚きの飲み物」と言えるでしょう。

バターミルクはトリドーシック(3つのドーシャのすべてを整える)で、ジャターラグニ(小腸にあるアグニ)を燃え立たせます。消化不良、胃酸過多、便秘、食欲不振など消化器の不調を改善します。バターミルクを飲むと、消化器系の医者いらずと言われています。さらに脱水と疲労を防きます。いいことずくめですね。

バターミルクの材料

ヨーグルト 1カップ

水 3カップ

黒コショウ 小さじ1/2

ジンジャーパウダー 小さじ1/2

ローストクミンシード 小さじ1

コリアンダーとミントのフレッシュリーフ

塩(あれば岩塩)適宜

はちみつ 小さじ1(任意)

作り方

1.すべての材料をミキサーでブレンドする。

2.表面に浮いた脂肪膜は捨てる(日本のヨーグルトは作り方が異なるため脂肪は分離しません)

3.スパイス類と塩を加えてさらにブレンドする。

4.スパイスを使わないで蜂蜜を加えてもいいです。ただしローストクミンシードは使ってください。香りがいい!

5.コリアンダーとミントの葉をトッピングします。

消化不良やおなかの不調から来る不快感にさようならです。ただし、バターミルクの飲むのはランチの時だけにしてください。夕食時はカファ優勢の時間なのでバターミルクは飲みません。

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