人間は体と心と意識(魂・アートマ)からできています。この3つのすべてがバランスとれていて、いい感じがして(feel good!)、心地よいのがウェルビーイングの状態です。現在のような未体験ゾーンに突入すると、ウェルビーイングの状態を維持することはむずかしいかもしれません。社会的動物である人間は、社会生活に満たされないと心のバランスを崩します。地下鉄のホームの床に座り込んで、いわゆる「路上飲み」をしている人々の姿をみると、自律神経が乱れまくっている苦しい心がみえるような気がします。
1年間も続いている異常事態のなかでオジャスが少なくなっているので、正しい判断や意思決定ができなくなっているように思います。オジャスを増やす方法はいろいろありますが、一番大切なのはサトヴィックな食べ物だとドクター・パルタップは言っています。
サトヴィックな食べ物とは加工されていないナチュラルな食べ物。写真は当校「アーユルヴェディック栄養学コース」で作った料理。どれもナチュラルです。消化しやすいこともサトヴィックな食べ物の条件です。
ティーはレモンバームとカモミールの花のティー。フレッシュハーブのティーは美味しさが全然違います。体と心と意識に沁み込むよう。ストレスフルな環境だからこそサトヴィックな食べ物を心がけましょう。
アーユルヴェーダ・ベーシックコースではサトヴィックなランチを楽しめます。