ドーシャとダートゥを滋養するムングとさつまいものスープ

アーユルヴェディッククッキング

冬本番になりました。新潟県内の関越道では急なドカ雪で2000台を超えるクルマが走行不能になりました。今なお1000台が高速道に閉じ込められています。真冬です。

真冬は寒さで体力を使います。乾燥と冷たさでヴァータが乱れます。コロナの感染拡大で神経が疲れ、自律神経が乱れやすくなります。自律神経が乱れると便秘になりやすくなり、眠りも浅くなり、免疫力も低下します。コロナのこの冬、免疫力を維持することは非常に大切です。冬にはドーシャとダートゥを滋養する食事が大切です。

冬にはスープがおススメ。日本の伝統的なお味噌汁は素晴らしいスープですが、今日ご紹介するのは「ムング豆とさつまいものスープ」です。

材料はムング豆(緑豆、ひきわり皮なし)、さつまいも、人参、玉ねぎ。さつまいもと人参は甘味が強いのでヴァータを整え、体力をつけます。

私は二人分としてムング豆はカップ1/4を使いました。さつまいもは1/4本程度(大きさにもよります)。人参も1/4本。適当でオーケー。

鍋に洗ったムング豆、水カップ2.5杯程度、ターメリック小さじ1を入れて、豆が柔らかくなるまで煮ます。水に浮かぶアクはとります。豆が柔らかくなったら火を止めてそのままにしておきます。

一方、別の鍋にオリーブオイルを入れ、ショウガみじん切りとヒング小さじ1/8とコリアンダーパウダー小さじ1を入れ、香りが出たら適当に切った玉ねぎを加えて炒めます。ヒングはなくてもかまいませんが、ヒングには駆風作用があり、味を一層美味しくします。しんなりしてきたら、はやり適当に切ったさつまいもと人参を加えて炒めます。水をカップ2杯くらい入れて中弱火で煮ます。塩少々ね。

野菜が柔らかくなったらミキサーでペースト状にします。鍋に戻し、煮ておいたムング豆を煮汁とともに加えます。弱火で煮ます。

フライパンにギーを入れ、マスタードシードとクミンシートを炒めます。香りが出てきて、マスタードシードが弾けてきたら、スープに加えます。塩を加えて味を整えます。塩味は強すぎないように要注意。

体が温まり、ヴァータを整え、ダートゥを滋養します。心を幸せにするスープです。

#KitchenVeda

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