ブレストヘルスのためのマルマセラピー

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ブラジャ―を買いに行ったら、いつもより小さいサイズを勧められました。「そうかなぁ?」とも思ったのですが、試着では特にきついとも感じず、最近体重が減ったからかなと思い、勧められるままに小さいサイズを買いました。しかも2枚も。ところが実際につけてみるときついのです。失敗したと思いましたが、あとの祭り。長期間つけていると胸のまわりの血流が滞り、病気になっちゃうかもしれないという体感。外出するときだけ着用することにしました。

乳房の健康は大切です。胸の血流が滞ると乳がんリスクが高まるかもしれないし、首や肩のコリがひどくなるかもしれないし、全身のバランスの崩れにつながるかもしれません。乳房のマッサージは健康な乳房を保つために大事です。「おっぱい体操」を提唱している神藤多喜子さんの活動をご存知の方も多いと思います。アーユルヴェーダのマルマセラピーをブレストヘルスに応用するのもよい方法です。ブレストヘルスとカタカナ語を使ってみましたが「お胸の健康」ですね。

マルマポイントとは

マルマポイントは外界のプラーナ(気)を体内に取り込むためのポイントです。全身に107ヶ所(108ヶ所の説もあり)あります。このマルマポイントを刺激することによってプラーナが入り、まわりの細胞にエネルギーを供給します。プラーナのエネルギーを体内に取り込むことで病気の治癒が始まると考えられています。

アビヤンガで用いられるオイルマッサージに加えてマルマセラピーも実施しましょう。マルマポイントを押してみて強い痛みを感じるときには、そのポイントがバランスを崩している可能性があります。押さずにマッサージだけにとどめましょう。マルマポイントはエネルギーを取り込む入り口であり、治療的効果が期待できます。

ブレストヘルスにはどのマルマポイントを刺激するのがよいでしょうか。

スターナムーラ・マルマ

乳首のすぐ下。ラクタダートゥ(リンパ)の流れを改善します。とくに授乳中のママにおススメ。

スターナパルシュヴァ・マルマ

脇の下の第7肋骨と第8肋骨の間。乳房と同じ高さにあります。ラクタダートゥの詰まりを改善し、リンパの流れを促します。

フリド・マルマ

胸骨の両側にあります。第3肋骨から第6肋骨の間をマッサージします。心臓と肺の機能を改善します。気持ちが落ち着き、ストレスを緩和します。

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