うちの近所の食品スーパーは食料品店にしては比較的長い年始のお休みをとり、休みが終わって食品を買いに行くと、野菜がまだまだ少ない状態でした。 ブロッコリーを買いたかったのですが店頭にはなく、ロマネスコカリフラワーのみ。普通のカリフラワーもなし。
我が家が普段食べているのはブロッコリーです。 ブロッコリーはそれほどヴァータを乱さないというインドのアーユルヴェーダドクターの言うことを信じて、ブロッコリーを食べています。 それにブロッコリーはスーパーフードだし。 カリフラワーはたまにしか食べません。 カリフラワーはヴァータを増やすからです。 今回はほかに選択肢がなく、ロマネスコカリフラワーを買いました。
しかし、我が家には「ヴァータ人間」がいます。 体の動きもヴァータだし、皮膚も乾燥しています。 寒い季節には鼓膜がブルブルするそうです(耳鳴りの予兆です)。ヴァータ増悪です。 (白湯を十分に飲むと鼓膜はブルブルしないそうです) 夢も毎晩2本立てが3本立てだそうで、立派な「ヴァータ人間」です。
私も年末年始はヴァータが増えたようで、年始早々軽いギックリ腰になりました。 重い物を持ったわけではなく、立っていてグキッとなりました。 オイルでマッサージすると、オイルが吸収される、される。 ヴァータが増えたのでギックリ腰になったのだと思います。
そういうわけでカリフラワーを買ったものの、さてどういうレシピにするかです。 一番いいのはスープ仕立てですね。 カリフラワーは空気の要素が多く、水分が少ないので、水分が多いレシピがヴァータの増加を防ぎます。
昨日はカリフラワーとおいもを炒めました。 じゃがいももヴァータを増やします。 なので、さつまいもを使いました。 さつまいもはヴァータを増やしません。 オイルはギーを使いました。 ギーはヴァータとピッタのバランスをとります。 スパイスは温性のものを使いました。 ショウガ、マスタードシード、にんにく。 我が家はめったににんにくを使いませんが、今回は私のぎっくり腰を考慮してセラピューティック(治療的)なスパイス使いとしました。 ドクター・パルタップは日常の食事ににんにくを使うことを勧めず、治療として使うことはよい、としています。
消化促進のためにクミンとコリアンダーは定番です。 塩と黒コショウで味つけ。 ギーをたっぷり使ったのでヴァータを増やす感じはしませんでした。 お正月に食べ過ぎてカファが増悪している人は、ギーの代わりにオリーブオイルを使い、さつまいもの代わりにジャガイモを使うといいでしょう。