古代ヴェーダから伝わるインド古典声楽による音の癒しは、アーユルヴェーダの治療法のひとつでもあります。
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声を出すことは、呼吸と心に深い関わりがあります。
深く長い呼吸は、サトヴィック(純粋)な良い音につながっていきます。
ゆったりとした深い呼吸は、心を穏やかにしていきます。
自分の声による音瞑想では、音のクオリティーそのものに心を集中をさせて、集中力を高めていきます。
その真の目的は、自ら発する声のバイブレーションが身体の内側全体と豊かな共鳴を起こしていることを感じ、身体の中を流れる音を感じとること。
身体内のバイブレーションは全宇宙のバイブレーションでもあります。
声を発することで呼吸と心への意識が高まるため、瞑想はさらに深まり、私たちをサマディ(解脱、悟り)へと導いてくれます。
インド古典音楽を奏でるときに欠かせないものはタンプーラの音。
タンプーラが奏でる音は、ナチュラルで自然に近い音であり、脳波を整えると言われています。
とてもサットヴァに満ちた音です。
そんなタンプーラのドローン音(持続する音)を聴きながら声を出していきます。
タンプーラの音で自分の声をチューニングしていきます。
最初はタンプーラの音と調和しずらいかもしれませんが、次第に調和がとれていくにつれて、声を発する自分の意識とタンプーラの音色がひとつになり、瞑想状態になっていきます。
古代ヴェーダから伝わるインド古典音楽の練習法にしたがって、7つの音(スワラ)を歌ったり、シンプルなマントラを唱えたり、リズムを体で感じたりしながら、体の微細なエネルギーの流れを整えていき、ネガティブな感情や思考を浄化していきます。
声を出し終わったら、音の波動の余韻を感じて静寂の中で瞑想をしていきましょう。
いつもより、瞑想がしやすくなっているはずです。
座った状態でも仰向けの状態でも大丈夫。
心地よく感じられる体勢で、目を閉じて静かな時間をすごしていきます。
音瞑想をする前と、した後の心の状態を感じてみてください。
きっと何かが変わっているはずです。
音瞑想の後は、身体を元気にしてくれる美味しいサトヴィックご飯の時間です。
どんなメニューになるのかは当日までお楽しみ♪
音瞑想 相良真紀
Yogini – ナダヨガ/ドゥルパド声楽家。ニーマルヨガTT卒業生。アーユルヴェーダセラピスト。昭和音大卒。TT卒業後はナダヨガの世界の探究を深め、満月と新月のキールタンを各地で開催するなど、幅広く活動。ナダヨガをベースにしたインド古典音楽のドゥルパドをインドで学ぶ。ハルモニウムやタンプーラ(弦楽器)の演奏なども行う。
サトヴィックご飯担当 小澤一美
アーユルヴェーダサロン「サティヤ・アーユルヴェーダ」オーナーセラピスト。アーユルヴェーダ料理を広める活動も積極的に展開。アーユルヴェーダ料理教室を開催。ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダ「アーユルヴェーダ栄養学コース」卒業。
日時 | 2024年7月20日(土) 11時ー13時半ごろ |
ご参加料 | 3,600円(当校在校・卒業生さん3,400円) サトヴィックご飯の材料を調達する関係上、前日からのキャンセル は返金しかねますのでご了承ください。 |
場所 | ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダスクール 東京都目黒区平町1-27-4 カムラビル4F 最寄駅:東急東横線 都立大学 都立大学から道順はこちらをご覧ください。 https://www.jiva-ayurveda.jp/access/ |
お申込み方法 | お申し込み・ご質問はジヴァ・ジャパンでお受けします。 info@jiva-ayurveda.jp / TEL 044-430-5072 お電話番号を明記してください。 お申込みのメールをいただいてから遅くても2日間のうちに 返信いたします。それ以上経ってもジヴァ・ジャパンからの 返信が届かない場合には、迷惑メールボックスに入っていな いかをご確認の上、お電話をいただくか、ジヴァ・ジャパン からの返信が届かない旨のメールをください。 |