先日もこの場でお伝えしたように、石油系のクスリが発明されて以来、伝統的な生活の知恵としての養生法が失われ、今ではすっかり化学物質から成るクスリに頼るようになりました。
頭が痛いと言えば鎮痛剤をのみ、子供が鼻水をたらしたと言えばクリニックに行ってクスリを処方してもらいます。
皆保険のメリットを享受しているわけです。
しかし医療費は破綻寸前です。
国もこれではマズイと思っていて、どんどん保険料が上がっているのですが、それでも追いつかず、「セルフメディケーション税制」という仕組みを導入していることがわかりました。
病院に行かずに自分で薬局でクスリを買った場合には、購入額が一定以上になれば税優遇を受けられるという仕組みらしいです。
アーユルヴェーダを知っていると、薬局に行かずにちょっとした不調を改善することができます。
軽い頭痛と目の痛みを感じた人がいます。当校の生徒さんです。
「これはピッタの増加だな」と判断し、鼻の中にオイルをたらし(オイル点鼻法)、目にローズウォーターを数滴入れました。
頭痛はピッタ性もヴァータ性もありますが、目の痛みも伴ったのでピッタ性と判断したようです。
5分で痛みは消えたそうです。
こうした知恵は日本にもありましたが、いまでは多くが忘れられているのかもしれません。
人類の知恵を大切にしたいです。
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