不安な時代だからこそアートマとしての自分を生きる

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いろいろなことが起きています。長年首相を務めた政治家が衆人環視のなかで非業の死をとげる。21世紀とは思えない戦争が起きる。考えたこともなかったウイルス・パンデミックが起きる。食料危機がささやかれる(一部ではすでに起きています)。物価が異常に高騰する。

これはどういうことだ?世の中へんじゃない?と感じながら、人々の間では不安が高まっています。集団心理が強まれば、世の中の動きはますますその方向に進んでいきます。

私はアーユルヴェーダを知っていて本当によかったと思っています。アーユルヴェーダはオイルやハーブを使った病気予防法を教えてくれます。私も薬用オイルを作ったり、ハーブによる病気予防についてのプレゼンを作ったりしています。

しかし、私がアーユルヴェーダを知っていて本当によかったと思うのは、「自分はアートマ」であることをアーユルヴェーダは教えてくれるからです。

アートマは、ヴェーダ哲学によると、人間というシステムを動かしてくれている意識であり、エネルギーであり、知識の源です。体や心が消滅したあとでも存在する真の自己です。アートマは肉体の消滅とともに新しい肉体に宿ります。アートマは体という宿の中にいますが、体と接することはないと考えられています。

よくわかりませんね。

言えることは、世界の不安定や、社会の不安や、心や体の不安に関係なく、エネルギーとしてそこに存在しているということです。それを理解すれば、どんな事態が起きたとしても、真の自己は静かにいられるはずです(きっと)。

言うのは簡単だけれど、実際にはむずかしいですね。

でも、こういうことを知る機会を与えてくれるアーユルヴェーダを知っていて本当に良かったと思うのです。知れば、サトヴィックな静かな心になるのですから。

★ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダスクール

★Swastha Program~アーユルヴェーダと現代ヘルスサイエンスの統合

★加藤幸雄先生とアーユルヴェーダ聖典『チャラカ・サンヒター』を読む会 (毎月第1水曜日)

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