「私のサトヴィック・デイ」をつくってもいいかも

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一向に終わりが見えないコロナ禍。人々が不安になったりゲンナリするのは、心を静めてくれる情報が少ないことです。コロナ禍が治まらない中でなぜオリンピックをするのかについて、国の為政者が納得のいく説明をしてくれるなら人々の心は静まるのですが、それがないから心は静まらないのです。

アーユルヴェーダは「心が静かになっていることが幸福な状態」といいます。10億円の宝くじが当たって興奮していることが幸福ではないのです。10億円があたっても心が平静にシーンと静かであれば幸福です(笑)。ヴェーダ哲学はそう言っているのです。

五感から自分の内部に入ってくるものはすべて食べ物です。口から入れる食べ物はもちろんのこと、視覚情報、聴覚情報、嗅覚情報、触覚情報も食べ物です。食べ物は体と心に影響します。最近の困った嗅覚情報は柔軟剤のキツイ香りです。いわゆる香害です。我が家も時々近所から柔軟剤の匂いが流れてくるので、その時は大急ぎで窓を閉めます。パソコンの漢字変換機能で「香害」が出てきませんでした。香害は最近までなかったのですね。

口から食べる食べ物も心を静めるものが大切だとアーユルヴェーダは言います。興奮させる食べ物はラジャシックなのでアーユルヴェーダは勧めていません。写真はフルーツサラダとミントティーです。過剰なピッタをとり、心を静めます。サトヴィックなおやつです。アーユルヴェーダは、心をサトヴィックにする食事が大切だといいます。そういう食育を学校がしてくれるといいのになぁ。

感覚器官から入ってくる情報もサトヴィックな情報が必要。多くの人がウンザリしている今こそサトヴィックな情報が必要です。感染対策が万全な会場でのサトヴィックコンサートに行ってもいいでしょうし、サトヴィックな絵画を観にいってもいいでしょう。もちろんおうちで観賞するのもいいですよ。「サトヴィック・デイ」を決めてもいいかもしれませんね。

アーユルヴェーダは日常生活の中に息づいています。

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