11月13日は「Ayurveda Day」でした。アーユルヴェーダの今後の発展を誓う世界的なイベントです。75か国以上が参加し、日本でも大々的にオンラインイベントが行われました。日本アーユルヴェーダ学会理事長であり耳鼻咽喉科の院長でもある北西剛先生、サトヴィック・アーユルヴェーダ代表の佐藤真紀子先生、それと私が日本での実行委員を務めました。このイベントへの登録者数は270人以上にのぼり、アーユルヴェーダへの関心の高さをうかがわせました。駐日インド大使や神奈川県庁もご参加くださいました。私はZoomの扱いが不慣れなためテンヤワンヤでしたが、そこはご容赦を。
ドクター・パルタップも参加しました。その話によると、コロナによってインド国内でのアーユルヴェーダに対する評価が急速に高まっているそうです。インドは人口が多いこともあってコロナ陽性者数は880万人にものぼりますが、死亡率はきわめて低いのだとか。アーユルヴェーダの生薬が非常に有効だと評価されているそうです。インド国民の多くがアーユルヴェーダのサプリメントを摂取してコロナ予防に努めています。インド政府は、アーユルヴェーダの医療機関と現代医療機関が一緒になってアーユルヴェーダの効果に関するデータを構築していくことを決めました。期待が高まります。
Ayurveda Dayの当日、WHOはインドに伝統医療の世界拠点を構築すると発表しました。ますますアーユルヴェーダに熱い視線が注がれると思います。
そこで大事なのが、日本でアーユルヴェーダをどう活用するかだと思います。アーユルヴェーダは伝統医療なので病気の治療を行うのですが、日本では医学として今なお認められていないので、治療分野でアーユルヴェーダを活用することは容易ではありません。
アーユルヴェーダのもう一つの領域である病気予防に活かすことが日本では大事だろうと思います。Ayurveda Dayウェビナーで登壇された先生方も毎日の生活のなかで活かすアーユルヴェーダの智恵についてお話くださいました。非常によい内容でした。当日の動画をジヴァ・ジャパンのFacebookにアップしましたのでご覧ください。
アーユルヴェーダの有用性は徐々に証明されています。アーユルヴェーダを知っているのと知らないのとでは、自分の人生に対する向きあい方が全然違ってきます。自分と家族の健康を守る上でアーユルヴェーダは必須だと思います。
ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダスクールは2021年1月期の本コース受講生を募集しています。アーユルヴェーダを学び、アーユルヴェーダの智恵を健康とウェルビーイングのために活かしましょう。
ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダスクール2021年1月-6月期本コース受講生を募集